WORLD ROCK UV硬化型ホットメルト

UV硬化型ホットメルトとは?

接著剤のプロセスに伴う課題解決
- オーバーフローを抑える選択的な塗布の実現
- 塗布後、未硬化狀態での高い形狀保持性
- UV硬化によって低弾性~高弾性の物性変更が可能
特徴
粘接著可能な低弾性ゲル(UV硬化前ゲル狀態の弾性率:1.0E+02~1.0E+03 Pa)
- 仮硬化、仮固定不要
- 気泡除去性、段差追従性、応力緩和性 良好
UV硬化性を付與可能
- UV照射による可逆性が消失
- 形狀の固定化、接著強度発現、耐久性付與が可能
物性
- 光學透明性、弾性コントロール等を要求に応じてカスタマイズ可能
項目 | 參考値(硬化後) |
---|---|
外観 | 透明 |
転移溫度(℃) | 20~60(G'=G") |
塗布溫度(℃) | 60~80 (η=5000 mPa?s) |
推奨硬化條件(mJ/c㎡) | 1,000~3,000(400mW/c㎡) |
引張弾性率(Pa) | 1.0E+04~1.0E+09 |
伸び率(%) | 2~350 |
引張強度(Pa) | 1.0E+05~1.0E+07 |
透過率(%) | >95.0(400nm) |
Yellow Index | <1.0 |
HAZE(%) | <1.0 |
※ ご要望に合わせ転移溫度、粘度、硬化後の物性を調整可能です。
用途事例
高アクペクト比塗布、平坦膜形成
異形狀貼り合せ
封止、補強、流れ出し、流れ込み抑制
仮固定
原理
溫度変化で可逆的に「ゲル ? 液體」へと狀態が変化
- 加溫塗布により任意の塗布が可能(ディスペンサー、スリットコート、ジェットディスペンサー等)
- 溫度変化(弾性率、粘度)
工程 | UV硬化型ホットメルト | ニュートン液體 |
---|---|---|
吐工時 | 加溫必要 | 加溫不要 |
吐工後 | 急激な粘度上昇&ゲル化 | 変化しない |
形狀保持 | ほぼ流動なし | 液ダレやはみ出し |
- 可逆的変化(弾性率)
上記の特性より、下記のメリットが得られます。
- 自由かつ多様な形狀を形成可能(3D形狀、シート、高アスペクト比)
- はみ出しや流れ出しを抑制
- 加溫により容易に解體可能(リペア、仮固定)